企業の人事部門の方やコンサルタントなど約30名の方にご参加頂きました。
セミナーの最初に、HPIとはなにか、人材マネジメントの変遷の説明、
PMが再注目されている背景について委員長の中原孝子先生より説明しました。
HPIやPMの概念自体が、人材育成のヒントになったという声も多く頂きました。
その後は、PMSベンダー様を交えたパネルディスカッションを行いました。
〈今回お呼びしたPMSベンダー様〉
■ 株式会社 サイダス 様
■ サバ・ソフトウェア株式会社 様
パフォーマンス・マネジメントの推進 </br>~ITシステム活用のキーポイント~
【ATD International Member Network Japan HPI委員会主催】研究発表会
パフォーマンス・マネジメントの推進 </br>~ITシステム活用のキーポイント~
【ATD International Member Network Japan HPI委員会主催】研究発表会
ATD International Member Network Japan HPI委員会とは
ATD(人材・組織開発に関する世界最大の会員制組織)日本支部の活動の一つです。
HPI(Human Performance Improvement)は、業績向上に貢献する人材開発を行うための技法で、
委員会では、HPIに関して研究活動を行いその成果を定期的に発表しています。
【 セ ミ ナ ー 内 容 】
欧米の先進企業では、頻繁なチェックインによる
日常的なフィードバックや、エビデンスベースの目標確認など
発展的にパフォーマンス目標達成を支援するしかけとして
“パフォーマンス・マネジメント(PM)の変革”に舵が切られています。
そして、日本でもPMをITを活用して効率化するための
パフォーマンス・マネジメント・システム(PMS)が
様々に紹介されてきています。
しかしながら、PMSの使いこなしには、PMそのものの理解が重要である
ことは言うまでもありません。
そこで、今年度のHPI委員会ではひとつのPMのプロセスモデルを想定し、
そのプロセスを支援するためのPMSの姿を議論してきました。
その議論を受けて、今回のセミナーでは、
HPIの基本概念やPMの歴史的経緯の紹介の後、
PMSを提供する会社の方とのディスカッションを通じて、
参加者の皆様と日本企業のPMの現状、今後の展望を共有していきます。
「部下の能力を引き出し、活躍できる環境をつくること」
というマネジャー本来の役割に専念できるシステム活用に繋がれば幸いです。
日程詳細
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- 開催日程
- 2017年7月6日
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- 時間
- 14時00分~17時00分 <受付開始:13時30分>
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- 定員
- 40名
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- 参加費
- 3,000円
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- 対象者
- 企業の人事部門の方
コンサルタントの方
など
講演者
- ATD International Member Network Japan副代表株式会社インストラクショナル デザイン 代表取締役
- 中原 孝子様
実施報告
HPIの基本とPMが再注目されている背景
会場全体でディスカッション
HPI委員会として提案している
「パフォーマンス・マネジメントの実践プロセス」に基づき、
現状と課題について共有しました。
PMSベンダー様には『何がシステム導入の阻害要因となるのか?』など、
具体的な現場の事例をお聞かせ頂き、活発な意見交換となりました。
全体のディスカッションを通し、日本企業の現状があぶり出されていきました。
アンケートの声
■パフォーマンス・マネジメントの全体像がわかった。
■今の日本のHR視点での課題感を感じることができました。
■外資系企業と日系企業で考え方がこんなに違うということが勉強になりました。
…などたくさんのご意見をお寄せ頂きました。
レポートは以上です。
カサレアルは、これからも賛同したコミュニティ活動を支援して参ります。
※本開催報告ページは、HPI委員会メンバーのカサレアル社員による開催レポートです。