2024年度上期改訂

🔸オンライン開催はこちら

Spring Securityではじめる認証・認可入門

Springのセキュリティライブラリ「Spring Security」の使い方やアーキテクチャーを基礎から学習するコースです。
Spring Securityは初めての方から利用経験がある方まで、幅広いレベルを対象としています。


Spring Securityは、Spring Frameworkと組み合わせて利用されるセキュリティライブラリです。

長年に渡って開発が続けられており、高機能な反面、使いこなすのが難しいと言われることがあります。

本コースでは、Springの基礎知識をお持ちの方を対象に、Spring Securityの基本的な使い方から、要件に応じたカスタマイズ方法・アーキテクチャーを演習を交えながら短期間で学習します。

Spring Securityが初めての方は、実務に必要な一通りの使い方を身につけることができ、ご経験がある方は、アーキテクチャーや最新の使い方を理解することでプロジェクトメンバーへの指導ができるようになります。

このコースはMPA(Multiple Page Application)にSpring Securityを導入するサンプルをもとに学習をしていきます。


※本コースは、2024年4月より改訂版にて実施いたします。


※受講に関する注意点※

進行の都合上、研修開始時間を過ぎてからのご参加はご遠慮いただいております。

大変恐れ入りますが、研修開始時間までにご参加いただけていない場合、

当日キャンセル扱いをさせていただく場合がございますのでご注意ください。

研修概要

  • 研修の目的
    ■ 基本的な認証・認可機能を実装できる
    ■ データベースを利用したユーザー定義ができる
    ■ 要件に応じた様々なカスタマイズができる
    ■ Spring Securityのアーキテクチャの概要を説明できる
  • 研修の内容
    ■ Spring Securityの概要
     □ 基本的なForm認証・Basic認証
    ■ メモリを使ったユーザー定義
     □ Java Configによるユーザーとロールの定義
     □ URLでの認可制御
    ■ Spring Securityのアーキテクチャー
     □ SecurityContext、Filter Chain、AuthenticationManager、AccessDecisionManager
     □ メソッドへの認可制御
    ■ RDBを使ったユーザー定義(UserDetailsとUserDetailsService)
     □ UserDetailsの実装
     □ UserDetailsServiceの実装
    ■ パスワードの暗号化、ログイン画面、ログアウト、エラー処理、CSRF対策
     □ PasswordEncoderの指定
     □ ログイン画面・ログアウトのカスタマイズ
     □ エラー画面の作成
     □ CSRF対策
    ■ 認証イベントのハンドリング
     □ イベントオブジェクト
     □ イベントリスナー
    ■ Spring Sessionによるセッション共有
     □ セッション共有
     □ Spring Session

    ■ 付録
     □ 多重ログインの防止
     □ thymeleaf-extras-springsecurityリファレンス
     □ OAuth 2.0によるマイクロサービスのセキュリティ
     □ Spring Securityのテスト

    ※最新でより良い内容をお届けするため、一部の学習項目を予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
  • 対象者
    ■ Spring Securityをはじめて学習する方
    ■ Spring Securityの基本的な使い方を知りたい方
    ■ カスタマイズのためにSpring Securityのアーキテクチャーを知りたい方
  • 前提条件
    『Spring BootではじめるWebアプリケーション開発入門』コースを受講済み、もしくは同程度の知識(DI・DBアクセス・MVC・Thymeleaf・Spring Boot)を有する方
  • 実行環境
    ■ Webブラウザ(Google Chrome)
    ■ JDK 21
    ■ Spring Boot 3.xx、Spring Framework 6.xx、Spring Security 6.xx

    ※使用するソフトウェアおよびバージョンについては予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
  • 配布資料
    ■ セミナーテキスト
    ※ソースコード等はオンラインストレージにて配布いたします。
  • 開催日数
    1日間
  • 受講料
    60,500円
    (税込)※受講料にはテキスト代も含まれます。
  • お支払い
    研修終了後に請求書払いとなります。
    請求書は研修終了日の属する月の月末までに郵送、もしくは研修当日に手渡しさせていただきます。
  • 持ち物
    特にございません
  • 時間
    9時30分~17時00分

開催日程

Java研修(Java入門~Java EE/Java Framework)に関する研修一覧