GitLabでできること
GitLabはソフトウェア開発を支援するアプリケーションであり、DevOpsのライフサイクル全般に対応した課題管理、ソースコード管理、ソースレビュー、CI/CDなど機能間の連携もし易く、 一連の機能が統合されて提供されています。これらの機能はソフトウェア(サービス・製品など)が持つビジネス価値やユーザの利便性などを高める目的が根幹にあり、 これらの機能を総合的に活用することにより、開発業務の効率化や自動化による開発の生産性の向上も図ることが出来ます。
オープンチャネルパートナーとしてのカサレアル
カサレアルでは、GitLab社とオープンチャネルパートナー契約を結んでおり、 様々な場面でお客様のニーズをくみ取り、前述のようなGitLabの機能の総合的な活用から、 開発業務の効率化や自動化による開発の生産性の向上まで、 お客様の課題解決や次のステップに向けた様々な支援を行っております。
カサレアルが提供している支援サービス
GitLabの導入によって実現できることは様々。
カサレアルでは、お客様の予算・実現目標に合わせた規模で、導入および運用支援を行います。
GitLabライセンスの種別とプラン
GitLabの価格設定より
GitLab.com
-
Free個人プロジェクトでの
GitLabの利用 -
Premium規模を拡大する組織や
複数チームでの利用Freeプランのすべての機能に加えて、
以下が含まれます:
・コードの所有権と保護ブランチ
・承認ルールを使用したマージリクエスト
・チーム計画
・高度なCI/CD
・エンタープライズユーザーと
インシデント管理
・サポート
・毎月10,000分のコンピューティング時間 -
Ultimateソフトウェアをより迅速に
提供したい企業向け
Self Managed
-
Free個人プロジェクトでの
GitLabの利用・GitLabのデプロイを完全に制御
・ご自分のストレージとRunnerをご利用ください -
Premium規模を拡大する組織や
複数チームでの利用Freeプランのすべての機能に加えて、
以下が含まれます:
・コードの所有権と保護ブランチ
・承認ルールを使用したマージリクエスト
・GitLab Enterprise Agile Planning
・高度なCI/CD
・エンタープライズユーザーと
インシデント管理
・サポート -
Ultimateソフトウェアをより迅速に
提供したい企業向けPremiumプランのすべての機能に加え、
以下が含まれます:
・動的アプリケーションセキュリティテスト
・セキュリティダッシュボード
・脆弱性管理
・依存関係スキャン
・コンテナスキャン
・静的アプリケーションセキュリティテスト
・マルチレベルのエピック
・ポートフォリオ管理
・カスタムロール
・バリューストリーム管理
・無料のゲストユーザー
- GitLabライセンスについて
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- ライセンスはユーザではなく、ご利用のGitLabのトップグループに適用されます。
そのグループに紐づくユーザの総数分をご購入ください。なお、Ultimateであれば無料でゲストユーザをご利用いただけます。
- ライセンスはユーザではなく、ご利用のGitLabのトップグループに適用されます。
- お見積り、ご発注について
-
- ご契約は1年間単位となります。
- 2ユーザからお見積り可能です。
- 為替の影響を受けるため、月毎に円ドルレートを確定して算出します。お見積もり時とご発注時で月を跨ぐ場合には、再度のお見積りが必要となる場合がございます。
- お見積りの際は以下の見積依頼フォームよりご連絡ください。なお、いただいた情報は納品情報として登録されるため、納品先が変更となる場合には速やかにお知らせください。
- 支援サービスについて
-
- GitLabライセンスの購入有無に関わらずご利用いただけます。
ただし、他社様にてGitLabライセンスをご購入されている場合や、他社様にてGitLabを構築されている場合など、
貴社でも正確な情報の把握が困難な場合は支援サービスの提供をお断りさせていただく場合がございます。 - Git関連トレーニングについては、オープン型のトレーニングはこちらより、一社様向けのトレーニングについてはお問合せフォームよりご連絡ください。
- GitLabライセンスの購入有無に関わらずご利用いただけます。
GitLab、Git関連の支援事例
※掲載しているロゴ、商標は、各社に帰属します。
CI環境構築支援

- 【お客様の課題・背景】
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- 先にクラウド上にCI環境を構築し、現行プロジェクトを載せていく計画を立てたが、環境構築に人員を割けず、社内での実績もないとの事から相談をいただいた。
- CI環境と社内ネットワークとのVPN接続や、インターネット経由時のセキュリティ、クラウド上での複数ツールの連携方法の理解に課題をお持ちだった。
- 【支援内容】
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- GitLab導入(インストール、リポジトリ構築)
- Mattermost導入(インストール、ワークスペース作成)
- GitLabとMattermostの連携(SSO)
- GitLabとJenkinsの連携(Webhook)
DevOps運用改善支援

- 【お客様の課題・背景】
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- 今までGitLabを利用してDevOpsの運用をしてきたが、運用コストがかかり新しい構成に刷新する必要があった
- また、以前に導入したCI/CDツールは使い方など情報が少ない少なく、サポートのレスポンスも遅いこともありCI/CDツールの再選定が必須だった
- 環境の刷新にはクラウド環境および、CI/CD、ツールチェーンなどの導入検証が必要であり、GitLabのパートナーおよび、クラウドネイティブ環境構築支援サービスを提供しているカサレアルが計画段階から参画して導入、運用までを支援した
- 【支援内容】
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導入検証支援
- GitLab アーキテクチャ設計
- PoC環境構築
(GitLab、GitLab Runner、AWSインフラ、ツールチェーン) - 環境構成/機能/運用 検証
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環境構築支援
- GitLab<分散構成> / GitLab Runner 構築
- AWSインフラ構築
- ツールチェーン導入
- サービス/機能 検証
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運用支援
- 運用 設計/導入手順作成
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導入検証支援
- 【使用した技術・ツール】
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- クラウドサービス:AWS・Azure
- Kubernetes:GKE
- コンテナレジストリ:ECR
- CI/CDツール:GitLab CI/CD
- ツールチェーン:SonarQube, ArgoCD, Vault
- IaC : Terraform
DevOps環境構築支援

- 【お客様の課題・背景】
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既にGitLabを導入している環境に様々な運用面での課題があり、解決する為に調査、検証が必要だった
- GitLabや関連ツールなどのバージョンアップ手順の確立
- 日次バックアップの実行時間の短縮化
- 既存のCIパイプランの改修など
- GitLab導入時に実施できなかった性能/障害テストの動作検証が必要だった
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既にGitLabを導入している環境に様々な運用面での課題があり、解決する為に調査、検証が必要だった
- 【支援内容】
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移行支援
- コンテナレジストリ移行検証
- CI / CD パイプラインリファクタリング
- 移行検証/導入
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運用支援
- 運用課題 提案/改善
- 設計/導入手順作成
- 負荷テスト/障害テスト実施
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移行支援
- 【使用した技術・ツール】
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- クラウドサービス:GCP
- Kubernetes:GKE
- コンテナレジストリ:GitLab・Google Artifact Registry
- CI/CDツール:GitLab CI/CD
- ツールチェーン:ArgoCD, Aqua, Binary Authorization
- IaC : Terraform, Ansible
GitLabバージョンアップ、環境構築支援

- 【お客様の課題・背景】
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- Redmineを導入し、GitLabとの連携を行いたい。利用しているGitLabは最新バージョンよりかなり古いため、これを機にバージョンアップ対応を行うことにした。
- 先方としては両方を同じ仮想マシン上に構築することを希望していたが、処理の重さや互いへの不要な影響を懸念、別々に構築することとした。他、各種手順書を整備した。
- 【支援内容】
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- Azure環境上にGitLabサーバーおよびRedmineサーバーの構築と導入
- 既存のGitLabサーバーからデータ移行
- GitLabサーバーおよびRedmineサーバーのバックアップ設定
- GitLabとRedmineの連携設定
GitLabバージョンアップ、環境構築支援

- 【お客様の課題・背景】
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- お客様が取り扱う開発支援ツールはクラウドサービス上でSaaSとして提供するため、クラウド観点のセキュリティを担保する必要があった
- また、開発支援ツールはコンテナベース(Kubernetes)で稼働するため、コンテナ観点でのセキュリティも担保する必要があった
- クラウドセキュリティとコンテナセキュリティの両機能を持つセキュリティツールの提案を製品ベンダーから受けたが、PoCを実施するにあたり、クラウドセキュリティとコンテナセキュリティについての知見を持つシステムベンダーの支援を必要としていた
- 【支援内容】
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PoC環境の構築
- クラウドセキュリティツールの導入
- コンテナ管理基盤の構築(Kubernetes、コンテナレジストリ)
- PoC評価用アプリケーションの開発
- CI/CD環境の構築
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クラウド/コンテナセキュリティ全般のレクチャー
- CSPMとCWPP領域の概要説明
- Kubernetesクラスタのセキュリティ設定(RBAC、ServiceAccount、PodSecurityPolicy、Key Vault)
- コンテナイメージスキャン結果の確認と対応方法
- CI/CDツールを使用したコンテナイメージスキャンの実施方法
- コンテナ挙動の監視(コンテナランタイム)
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PoC環境の構築
- 【使用した技術・ツール】
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- クラウドセキュリティツール:PrismaCloud
- クラウドサービス:Azure・GCP
- Kubernetes:AKS・GKE
- コンテナレジストリ:ACR・GCR
- PoC評価用アプリケーション:OSSのマイクロサービスアプリケーション「SockShop」をお客様向けにカスタマイズ
- CI/CDツール:GitLab CI/CD
- その他:Azure Key Vault・Azure Policy・Kaniko
ハイブリッドクラウド環境構築、GitHub導入支援

- 【お客様の課題・背景】
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開発成果物を各チームごとで管理しているため、以下の問題を解消するシステムを新たに構築する必要があった
- 使用しているSCMがチームごとによって異なるため、開発成果物がバラバラに保存されている
- 運用方法が各チームごとに異なっている
- 新たに構築するシステムはオンプレ環境ではなくクラウド環境に構築する方針があった
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クラウド環境を構築するにあたり、以下の要件を満たす必要があった
- クラウド環境へのアクセスにはパブリックではなく社内からのみアクセス出来ること
- クラウド環境に構築したシステムにはオンプレ環境と同等にアクセス出来ること
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開発成果物を各チームごとで管理しているため、以下の問題を解消するシステムを新たに構築する必要があった
- 【支援内容】
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GitHub Enterprise Serverの導入
- AWSにGitHub Enterprise Serverを導入および、GitHub運用の方針決め
- 2つのAZ(Availability Zones)を利用して冗長化(HA)を実現
- 外部の認証サービスを活用したSSO(SAML)連携
- プライベートネットワークからのTeamsやJira、Jenkinsの連携
- GitHub検証環境の環境構築作業の自動化
- GitHubの運用ガイド作成およびレクチャー
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AWSプライベート環境の構築
- ネットワーク(VPC、Subnet、LB、SecurityGroup、DNS)、ストレージ、SSL等の構成設計/構築
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ハイブリッドクラウド環境の構築
- 社内ネットワークとAWSクラウドを組み合わせたVPNを経由したネットワーク環境を構築
- オンプレDNSとAWS Route53の連携
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GitHub Enterprise Serverの導入
GitHubCI環境構築・パイプライン作成支援

- 【お客様の課題・背景】
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- GitHubで管理しているアプリのソースコードの静的解析とビルドを GitHubActionsを使用して、自動化したい
- アプリのビルドは、様々なLinuxディストリビューションに応じた環境で実行できるようにしたいため、ビルド環境をコンテナ化しておく必要がある
- 【支援内容】
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- GitHub Actionsパイプライン設計と作成
- ビルド環境のDockerコンテナ化の設計と実装
- パイプライン作成に関わるサポート
CI環境構築およびリポジトリ移行

- 【お客様の課題・背景】
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- 今後のCI環境構築を踏まえて全社的にリポジトリを「Git」に集約する方針を立てた中、大半のプロジェクトリポジトリとして「Svn」を利用しており、進行中の各プロジェクトでの移行が進まない事が課題となっていた。
- 【支援内容】
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Git環境構築(SVNからの移行)計画策定支援
- Gitサービス選定(GitHub Teamプラン)
- Svn→Git以降手順確立
- 運用フロー設計
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開発者向けGitトレーニング
- 基本的なGitの使い方
- Gitフロー/GitOps
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リポジトリの移行支援(Svn→Git)
- 重要度の高いリポジトリの移行
- 移行手順のハンズオン
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Git環境構築(SVNからの移行)計画策定支援