Javaプログラミング基礎
-開発現場を見据えた次のステップ-

プログラミング経験者の方を対象にJavaの基礎を身につけていただくコースです。
 開発現場でよく利用されているツール類を利用しながら学ぶので実践的なスキルが身につきます。


このコースは、Javaの基本文法を学習済みで「実装力を強化しつつ、設計につながる考え方も身に付けたい」方のためのコースです。 業務システムでは、一般的に継承やインタフェースなどオブジェクト指向の機能を活用したフレームワークが利用されています。

このコースでは実際の業務システムに対応できるよう、オブジェクト指向を活用した実装手法だけではなく、クラスライブラリやデータベースアクセスの基礎など、開発現場で利用頻度の高い機能についても学習します。

学習用の環境も開発現場に近いものとするため、依存性管理ツール(Maven)や自動テストツール(JUnit)を利用します。

このコースを受講頂くことで、オブジェクト指向を活用したJavaプログラムの実装方法、また、設計を学ぶための基礎となる力を修得できます。


※本コースは、2024年4月より改訂版にて実施いたします。


※受講に関する注意点※

進行の都合上、研修開始時間を過ぎてからのご参加はご遠慮いただいております。

大変恐れ入りますが、研修開始時間までにご参加いただけていない場合、

当日キャンセル扱いをさせていただく場合がございますのでご注意ください。

研修概要

  • 研修の目的
    ■ プログラムの中から自分が必要とする部分だけを抽出して読み解ける
    ■ 抽象クラス、インタフェースを利用したコードの処理の流れを説明できる
    ■ 例外発生時に、例外の発生箇所と例外の種類を特定し、不具合を修正できる
    ■ 小規模なアプリケーションに、クラス単位の要件に従って機能の変更・追加ができる
    ■ テキストやAPIリファレンスを見ながらコードを記述できる
  • 研修の内容
    ■ サンプルアプリケーションの実行
     □ 本コースの題材として扱うアプリケーションの紹介
     □ テキストの構成と学習内容の確認
    ■ 基本的な文法の確認
     □ 変数、型、演算子、制御構文
     □ クラス、インスタンス、メソッド
     □ 例外処理
    ■ 継承
     □ クラスの継承
     □ オーバーライド
     □ 抽象クラス
     □ コラム 子クラスへの型変換 Pattern Matching for instanceof (Java 16)
    ■ Exceptionクラスを使いこなす
     □ 例外クラスの分類
     □ 例外処理
     □ 例外のスロー
     □ 独自例外の定義
    ■ インタフェース
     □ インタフェースとは?
     □ インタフェースの宣言と実装
    ■ Collections Framework
     □ データ構造(順列、連想配列、集合)
     □ コレクションフレームワーク
     □ List、Map、Setの利用方法
     □ Stream API・ラムダ式
    ■ ポリモーフィズム
     □ ポリモーフィズムとは?
     □ ポリモーフィズムの活用
    ■ データベースアクセス
     □ データベースアクセスの基本パターン
     □ データベースへの接続
     □ SQL文の実行
    ■ Javaの周辺技術
     □ ビルドツール
     □ ユニットテスト
     □ バージョン管理システム
    ■ 総合演習
     □ 書棚管理システムの作成

    ※上記スケジュールは予定となり、当日変更する可能性がありますのでご了承ください。

    ■ 付録
     □ ミュータブルとイミュータブル
     □ Date and Time API
     □ 配列
     □ ラムダ式
     □ var 注意点 (インターフェース型の変数との違い)
     □ Records (Java 16)
     □ switch文 ・ switch式 (Java21版)
      ・アロー構文を使ったswitch文 (Java14 ~)
      ・switch式 (switch Expressions) (Java14 ~)
      ・case nullによる安全なswitch (Java21 ~)
     □ パターンマッチ for switch (Java21)
      ・Pattern Matching for switch (Java21 ~)
      ・switch ガード条件 case … when … (Java21 ~)
      ・case nullによる安全なswitch その2 (Java21 ~)
      ・網羅性のチェック
     □ Record Patterns (Java21)
       ・レコードクラスのPattern Matching
      ・Record Patterns
      ・Record Patterns でvar型を利用する
     □ シール型によるタグ付き共用体
      ・シール型 (sealed type)
      ・安全なアクセスの仕方
     □ ビルドツール(Maven)
     □ ユニットテスト(JUnit)
     □ ソースファイルを管理する(Git)

    ※最新でより良い内容をお届けするため、一部の学習項目を予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
  • 対象者
    ■ Javaの基礎を固めたい方
    ■ 継承・実装の使い方がわからない方
    ■ 要件をコードで表現する方法を身につけたい方
  • 前提条件
    ■ 下記のどれかを満たしていること
     □ Javaに限らず、何らかのプログラミング言語を学習したことがある方
     □ 『Javaプログラミング入門』コースご受講いただいた方もしくは、同等の技術を習得している方
  • 実行環境
    ■ Java 21
    ※使用するソフトウェアおよびバージョンについては予告なく変更する可能性がありますのでご了承ください。
  • 配布資料
    ■ セミナーテキスト
    ※ソースコード等はオンラインストレージにて配布いたします。
  • 開催日数
    3日間
  • 受講料
    148,500円
    (税込)※受講料にはテキスト代も含まれます。
  • お支払い
    研修終了後に請求書払いとなります。
    請求書は研修終了日の属する月の月末までに郵送、もしくは研修当日に手渡しさせていただきます。
  • 持ち物
    特にございません
  • 時間
    9時30分~17時00分

開催日程

Java研修(Java入門~Java EE/Java Framework)に関する研修一覧