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- 課題・要望
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- ■ 全役者のスケジュールを紙台帳で管理しているため、スケジュール確認・追加・変更に時間がかかる。
- ■ 紙台帳は持ち出しできない為、現場からは事務所へ電話でスケジュール確認する必要がある。
- ■ 給与明細を郵送しており、発送作業の経費・工数の負担が大きい。
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- 提供サービス
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- ■ 声優業界特化型スケジュール管理システム「ボイスケ」を導入。
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- 効果
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- ■ 複数の役者のスケジュールを一元で確認・登録ができるようになり、作業工数を大幅削減できた。
- ■ スケジュールを外出先、営業時間外でも確認できるようになり、現場で確認したい場合に対応しやすくなった。
- ■ 給与明細の郵送が不要となり、経費・作業工数削減(※記事公開時点で対応中)
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- 製品詳細
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- ボイスケについて詳しく知りたい方は、こちらからご確認いただけます。
- https://www.casareal.co.jp/bs/lp/boisuke
目次
インタビュイーご紹介


誰もが知ってる声優陣を抱えるケンユウオフィス
声優・堀内賢雄氏が代表をつとめる声優・タレントプロダクションのケンユウオフィス様。
所属・準所属・預かり合わせて100名以上のタレントを抱え、タレントマネジメント・育成を行っています。
これまでたくさんのタレント様のスケジュールを紙台帳で管理されていましたが、カサレアルの声優業界特化型スケジュール管理システム「ボイスケ」を導入いただき、スケジュール管理の電子化を行いました。
スケジュールの秘匿性など、管理が複雑で電子化が進めにくいという声優業界で、どのように電子化へ踏み切ったのか。
電子化して格段に作業効率がアップした、役者からも感謝された、という嬉しいお話を伺いました。
スムーズなスケジュール確認に向け、電子化へ

カサレアル
貴社はタレント様のマネジメント・育成を行っていますね。非常に多くのタレント様が所属しており、スケジュール管理も複雑だったのではないかと思います。ボイスケ導入前のスケジュール管理方法と、それに対してお持ちだった課題をお聞かせください。
ケンユウオフィス(Aさん)
導入前は紙媒体で、役者一人に1台帳という形でスケジュールを管理していました。紙管理で一番不便だったのは、事務所に行かないと役者のスケジュールを把握することができなかったところです。マネージャーが外の現場でスケジュールを聞かれた時は、事務所に電話で確認する、という流れを取っていたので、すぐに答えることができませんでした。外からもスケジュールが見られれば、現場で問い合わせをいただいた時にすぐ答えられるというのが、電子化しようと思った一番の理由です。あとは管理する紙の量が膨大になってきて、ペーパーレスにしたいという思いも大きかったです。
オフィス
Aさん

カサレアル
紙台帳での管理によって外出先ではスケジュールを見られないため、確認連絡が行ったり来たりという工数が発生していたんですね。
カサレアルからお電話やチラシにてご案内したことをキッカケに、「ボイスケ」を知っていただいたかと思います。弊社からご案内するまでに、「ボイスケ」以外のスケジュール管理システムを探したり、試したりされていましたか?
ケンユウオフィス(Aさん)
一度カレンダーアプリで管理してみようという話もありましたが、できることが限られますし、役者一人ずつ予定を設定していくのはなかなか大変で。電子化の話は結構前から出ているものの、このような壁にぶち当たってうまくいかないことがありました。スケジュール管理システムを探している時に、「ボイスケ」を見つけて「まずは話を聞いてみよう」となり、導入への話が進んでいきました。
オフィス
Aさん
スピーディーな導入のワケ「求めていた機能との出会い、頼れるサポート」

カサレアル
タレント様のスケジュール管理システムとなると、業界特有のルールも多く、通常のシステムで対応できるものはなかなか見つけづらいと思います。実際に導入いただく前に一度お試しで利用していただいたかと思うのですが、導入を決めていただいた理由を教えてください。
ケンユウオフィス(Aさん)
「ボイスケ」は既に他社様でも導入実績があるため、「これいいよね」という機能が最初からちゃんと入っていました。欲しい機能があり、カスタマイズも可能ということで、導入に向けてお話を進めていきました。
あとは、「ボイスケ」の日別カレンダーの表示が、弊社の紙台帳のフォーマットと似ていたんです。
ですので見た目が変わらず使い方が分かりやすいな、というのもありました。
オフィス
Aさん

カサレアル
「これいいよね」と思っていただける機能が最初から入っていたとのことですが、導入にあたり最低限必要だった機能はどんなものがあったでしょうか?
ケンユウオフィス(Aさん)
複数の役者の空き状況が一目で分かればいいな、一括で登録できたらいいなと思っていました。今までだと一人ずつ台帳を出して、スケジュールを書いて、変更になったら消しゴムで消して書き直して…という作業を行っていたので、電子化して一元管理ができれば作業効率が上がると感じました。
また、スケジュールに守秘義務がありますので、事務所用と役者用で表示形式が異なるというのも魅力の一つでした。
オフィス
Aさん

カサレアル
スムーズに「ボイスケ」の導入を決めていただいたということですが、スケジュール管理方法が変わることに対して気になることや不安に感じられることはなかったですか?
ケンユウオフィス(Aさん)
スケジュール管理方法が変わることへの不安というよりは、電子化されたスケジュールを自社で管理することの方が不安でした。ですが、スケジュールを書いて消して…という手作業が、仕事時間の割合を占めていたので、できるだけ早く電子化したいという気持ちの方が強かったです。
オフィス
Aさん
大幅な作業効率アップ!柔軟なカスタマイズに役者からも感謝の声

カサレアル
電子化が急務だったのですね。実際に導入されてから約1年経過していると思いますが、導入前と比較してスケジュール管理はしやすくなりましたか?
ケンユウオフィス(Aさん)
格段に管理しやすくなりました。今までは5人だったら5人分の台帳を開いて確認をしなければいけなかったのが、いつ誰が空いているかを1ステップで確認できる、同時に複数人のスケジュールを登録できる。利便性が高いですね。マイナスポイントは今のところ特にないです。
オフィス
Aさん

カサレアル
役者様にもボイスケを使っていただいているかと思うのですが、電子化されることに対するマイナスなご意見はなかったですか?
ケンユウオフィス(Aさん)
全くないです。紙管理だった時は役者も事務所に来ないとスケジュールが見られなかったのですが、今では自宅でも簡単に見られるので、むしろ電子化に関して「ありがとうございます!」という感謝しか聞かないですね。追加してほしい機能の要望はあったりしますが「電子化は嫌です!」という人はいなかったです。
オフィス
Aさん

カサレアル
役者様からいただいた追加機能のご要望というのは、どういったものがありますか?
ケンユウオフィス(Aさん)
現在、役者側から見るスケジュール表にはディレクター様が誰か分からない状態になっているので、表示できるようにしてほしいとの要望がありました。この機能については今お見積りをいただいてる段階で、これから導入いただく予定です。
オフィス
Aさん
現場の声ファースト、スケジュール管理+請求管理まで

カサレアル
これまでお話を伺っていて、スピーディーに導入まで進めていたり、利用者から上がっている要望もスピーディーに取り入れられてる印象を受けました。貴社では現場の意見はすぐに取り入れよう、といった社風・文化があるのでしょうか。
ケンユウオフィス(Aさん)
そうですね、弊社はスタッフが少ないので、作業効率を高めて業務を回していかなければいけません。上司に意見を上げると「みんなが使いやすくて仕事がはかどる機能であれば、どんどん前向きに検討して。」と言われます。スタッフの中で「これはあった方がいい」「これはいらないんじゃないか」と話し合って、意見がまとまったところで「こういう機能を追加できますか」と問い合わせをさせていただいてます。「こういうのがあったらいいなって思うんですけど、どう思いますか」と相談したり、上司から「こういう機能が欲しいよね」という意見が出てくる事もありました。スタッフが少ないので情報共有が早い、というのもあるかと思います。
オフィス
Aさん

カサレアル
現場の声をすぐに上司が吸収してくれるというのは、理想的な環境ですね。
「ボイスケ」はスケジュール管理に特化したシステムですが、貴社からは請求管理の機能もご要望をいただき、追加予定です。このカスタマイズに関してのご感想や、請求管理のご担当者様からあがっている声をお聞かせください。
ケンユウオフィス(Aさん)
最近は所属する役者の人数も増える中で、郵便料金も上がり、1ヶ月毎に百何十人もの相手に切手を貼って給与明細を送るのには金額と作業工数がかかります。どうにか経費を削減したいという思いがあり、カスタマイズをお願いしました。給与明細もペーパーレスにしたいという意見もあり、役者が給与明細を「ボイスケ」から見られるようにカスタマイズのお願いをしているところです。
オフィス
Aさん
口コミで広がるボイスケの輪

カサレアル
先日、カサレアル宛に「ケンユウオフィス様からボイスケを使っているという話を聞いて気になってます」とお問い合わせがありました。貴社から他社様にもご紹介いただき大変ありがたいです。横のつながりが大きい業界だと思うのですが、現場などでご紹介していただいているのでしょうか。
ケンユウオフィス(Aさん)
スケジュール管理については、他の事務所のマネージャーさんとも話題になるようです。そのときにうちからは「ボイスケっていうのを導入してますよ、いいですよ」と、世間話程度に話しています。
オフィス
Aさん

カサレアル
業務改革を模索しつつもまだ紙台帳やカレンダーアプリで頑張ってます、という事務所の方も多いのですね。今回業務改革された先輩企業として、「ボイスケ」の導入を考える企業へのアドバイスや業務改革のポイントをお聞かせください。
ケンユウオフィス(Aさん)
「ボイスケ」の導入で作業効率が格段に上がるというのは間違いありません。一日にできる仕事の絶対数が増えます。
「電子化ってどうなんだろうね」と考えてしまう一番の理由として、データが飛んだらどうする、という点があると思います。紙台帳が手元にある方が安心感はあるかと思いますが、今はデジタルの世界でも万全な安全対策が敷かれています。スケジュールの電子化を検討している企業様は安心して前向きな検討をおすすめいたします。
オフィス
Aさん
ケンユウオフィス(Bさん)
私からもデスクの立場から最後に。最初は「ボイスケ」でちゃんとスケジュール入力・反映できるかな、処理できるかなと不安かもしれません。ですが、カサレアルからちゃんとやり方を教えていただけますし、私達もこうして活用できているので、安心して踏み出していただけたらと思います。
オフィス
Bさん
顧客プロフィール
株式会社ケンユウオフィス
設立:2002年4月4日
資本金:1,000万円