職種や経験を問わずグループ横断で参加者を募り、ビジネスが強化・推進しきれていない理由や、今後の取り組み方について意見交換を行いました。
意見交換は、参加者が手元のPCやスマートフォンで書き込んだコメントを画面に表示する形式で実施しています。
◆◇意見交換会アジェンダ◇◆
1. オープニング
2. クラウド移行の現状
3. クラウド移行の今後の展望
4. 懇親会としてのフリーディスカッション
◆オープニング
はじめに、2025年問題やガバメントクラウドに切られた期限など、クラウド移行が求められる背景の認識合わせを行いました。
クラウド移行やクラウドネイティブ関連技術に関する世の中の動きは、2025年がひとつのポイントになっています。
今回の参加者は、自身がクラウド移行ビジネスに対して「どちらかと言えばついていけていない」「頑張ってついて行こうとしている段階だ」と認識している方が多数でした。
◆クラウド移行の現状
参加者周囲(顧客を含む)のクラウド移行の進捗状況および、その状況となっている要因について意見を交しました。
ここで印象的だった事項として、以下のようなものが挙げられます。
・進んでいる顧客がいる一方で、まだまだ様子見段階の顧客も多い
・様子見であっても、しっかりと動向をチェックしている印象がある
・進んでいる顧客は内製で行っている場合が多い印象で、情報が外部に出にくい
◆クラウド移行の今後の展望
その後、参加者あるいは顧客も含めたその周囲が、「どのように2025年を迎えるか」や「その過程に我々含めたSIer・IT関連企業がどのように関わっていそうか」、意見交換を進めました。
前段の流れから、現状とあまり変わらず2025年を迎えるとの印象を持つ参加者が多く、改めて危機感を共有する形となりました。
ここで印象的だった事項として、以下のようなものがありました。
・SIerにとってクラウド移行のインパクトは、追い風にも逆風にもなり得る
・クラウド移行の文脈で、マイクロサービスのような技術だけがいきなり進むことは
考えにくい
・クラウド移行は、単純にクラウド上にサーバを移行するだけではないため、
移行後にどうしていくかを見定めることが重要である
◆懇親会でのフリーディスカッション
意見交換会後は懇親会に移り、参加者同士が自由に会話しました。
ここで、私が会話した中で印象的だったコメントをご紹介します。
・入社時からクラウドに関連した仕事に関わっているが、
本会に参加して、初めて”2025年問題”の具体的な問題点をイメージできた
・営業職と技術職で物事の捉え方、考え方が違ってくることを実感した
・クラウドサービス、クラウドネイティブなど、クラウドに続く言葉の違いで
まったく違う話になることを改めて実感した
今回、初めてグループ意見交換会を実施して、グループ内でもクラウド移行やクラウドネイティブ技術に関する議論を定期的に行う必要があると感じました。
今後もこのような意見交換を重ねながら、テクマトリックスグループとして、クラウド移行に関するビジネスを強化・推進して参ります。