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【Zoom開催】「クラウドネイティブ新時代」さあ、次のステップへ…
マイクロサービス×インフラストラクチャ・アズ・コード×自動化

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【Zoom開催】「クラウドネイティブ新時代」さあ、次のステップへ…
マイクロサービス×インフラストラクチャ・アズ・コード×自動化

本セミナーはZoomでのオンライン配信です。ぜひご自宅よりご参加ください!

「クラウドネイティブ」自体は概念であるため、具体的にどのように取り込んだら良いかが見えてこない、

あるいはクラウドサービスを使ってみているが、取り立てて大きなメリットが見えてこないという

お話を伺う機会が増えています。

一方で「クラウドネイティブ」の周りには、行ってみて初めてわかること、

登りながらどんどん開けてくる景色がたくさんあります。

まだ見に行った事が無い方は勿論、途中まで行ってみた方にお薦めの絶景ポイントを紹介します。


■視聴方法
動画視聴方法は、お申し込みいただいた方へのみご案内させていただきます。
お申し込み後、ご案内メールが届かない方はお手数ですがお問い合わせください。


■ご注意
・Wi-Fi環境など高速通信が可能な電波の良い所でご視聴ください。
 Zoomのシステム要件について、より詳細な情報は、こちらをご参照ください。
・申込フォームにご登録いただいたメールアドレスでZoomに登録させていただきます。
 Zoom参加可能なメールアドレスでお申し込みください。

日程詳細

  • 開催日程
    2020年7月1日
  • 時間
    15時00分~16時00分 <受付開始:14時55分>
  • 会場
    オンライン配信
  • 定員
    100名
  • 参加費
    無料
  • 対象者
    クラウドサービスやコンテナ技術の利用、自動化の推進を検討されている方
    クラウドサービスやコンテナ技術、自動化を取り込んだ環境構築を検討されている方

講演者

写真:植草 克友
株式会社カサレアル 技術部 次長
植草 克友

実施報告

企業の情報システムについて

はじめに、一般的な企業の情報システム部を支えるものを、"基盤チーム"・"アプリケーション開発チーム"・"運用チーム"の三本柱に例えてご説明しました。
現状のシステム開発においては、企業の情報システムレベルを高めていく中でも、それぞれの柱が交わることはないのではないでしょうか。

これに対し、各柱が独立して立っていながら、最終的に交わり積集合となったものが、クラウドネイティブと言えます。
これは決して、「基盤チームが基盤以外の部分も含めて全て対応できる」など各チームのメンバーが万能になるという意味ではなく、共通して対応できる部分をお互いに認識し合いながら、それぞれの得意分野を担当していくという事を意味します。

クラウドネイティブの壁

クラウドネイティブを目指す中で、それぞれの柱が交わる手前に壁があるというお話を、よくお客様から伺います。
各チームがクラウドネイティブに向けて取り組みを行っていますが、最終的に情報システム部としてクラウドネイティブを実現するのは、容易ではありません。
例えば、基盤チームではインフラのコード化するものの実際に活用の話につながらなかったり、開発チームでは開発プロセスに閉じたコンテナ化やCIプロセスの設計を行っていたり、運用チームでは目先の運用業務に特化した自動化を行っていたり…と柱が交わりにくい状態になっています。

セミナーの中ではこの壁について、各チームの目線からより嚙み砕いてお伝えいたしました。

壁を乗り越えるヒント

では、この壁をどのように乗り越えれば良いのか。カサレアルが以前、三本柱それぞれの立ち位置で支援をさせていただいた中で、実感したことをお伝えしました。
クラウドネイティブの実現においては、使用ツールが多岐にわたり、及ぼす影響範囲が広い中で、各チームが知見や情報を共有し合い、次の一歩へ結び付けていくことが重要となります。
それぞれの役割を理解した上で、自分の役割を担当することで、壁を乗り越えるための一歩が見えてくるのではないでしょうか。

壁を超えると開ける世界

クラウドネイティブの壁を乗り越えることで開ける世界についても、お話しました。
例えばシステムの複雑化・大規模化に対し、対応方法の見直し方が見えてきたり、アプリケーションの実行単位を細かくし、高効率な動きをとることができます。
これらについて、パイプラインやデプロイを例にお話させていただきました。

またクラウドネイティブにおいて鍵となる、抑えておきたい技術としてコード管理やコンテナ技術、APIゲードウェイなど複数の技術についてもご紹介いたしました。
数ある技術について、クラウドネイティブ道場でも取り扱っている技術もありますので、ぜひご活用ください。

「基盤」「アプリケーション開発 」「運用」という一元的な見方、取り組みではなく、知見や情報の共有することで、絶景ポイントが見えてくるはずです!

ご質問を様々いただきました!

様々なご質問をいただきましたので、何点かご紹介いたします。

Q1. クラウドネイティブの壁を超えるまでにどのくらいの時間がかかるのが一般的か。
A1. クラウドネイティブの実現に向けてどの程度まで取り組まれているかや、力のかけ具合によって時間は異なる。
例えば、三本柱それぞれの見解が高いレベルでそろっており、あと一歩というところであれば、想像以上に次の一歩の抜け先が見つかることもあるかと思う。
Q2. 知見や情報の共有をすることで絶景ポイントが見えてくるとのことだが、企業によって絶景は異なるという事か?
A2. 組み合わせ方や考え方は、プロジェクトや企業によって変わってくると思う。
取り込む要素技術の一つ一つについては、それぞれ公開されているものでズレはないと思うが、組み合わせや考え方はプロジェクトや企業により異なるだろう。
例えば現状が同じであっても、仕分けのバランスによって違いが出てきたりする。