前半は、Microsoft Visual Studio が提供する開発環境を使用して、C#言語で.NET Framework 対応のアプリケーション開発を行うために必要となる文法や開発環境の使い方を学習します。
後半はオブジェクト指向の重要概念(カプセル化、継承、ポリモーフィズム、インターフェイス)を理解し、C#で実現する方法を学習します。それによりオブジェクト指向のメリットを体感し、理解します。
また、Visual Studio 2019 に至るバージョンアップの過程でC#に施された言語仕様の拡張(ジェネリック、ラムダなど)を有効活用し、保守性、拡張性が高く効率的なコーディングを可能にする実装方法について学習します。
※本コースは、主催会社のお席を確保した後に受付確定となります。
お申し込みをいただいても、満席等の理由によりご受講いただけない場合がございますので、予めご了承ください。
ご受講にあたっての注意事項とお願い(必ずご一読ください) 詳細を見る
1. 主催会社への情報提供について
本コースにお申し込みいただいた受講者様の氏名・メールアドレスは、
主催会社である トレノケート株式会社 へ提供させていただきます。
2.受講者向けポータルサイト(My Trainocate Portal)について
トレーニング受講時に必要になる情報を、個人向けに提供するためのポータルサイトです。
開催確定後、主催会社より詳細メールが送付されますので、お手続きをお願いいたします。
受講ガイド(My Trainocate Portal操作編)
3.電子テキスト(PUBLUS Lite)について
電子テキストを閲覧いただくためのドキュメント配信サービスです。
開催確定後、主催会社より詳細メールが送付されますので、お手続きをお願いいたします。
※一部のコースでは、利用対象外となります。
受講ガイド(My Trainocate Portal~Publus)
● Microsoft Visual Studio を使用してアプリケーションを開発する
● C#プログラミング言語の基本文法に基づいてアルゴリズムを記述する
● 基本的なオブジェクト指向プログラミングを理解する
● 簡単なGUI を持つWindows アプリケーションを作成する
● 基本クラスを継承する派生クラスを定義する
● 抽象クラスを定義する
● インターフェイスを実装する
● オーバーライドによるポリモーフィズムを実装する
● ジェネリックを活用し、クラス定義を効率化する
● デリゲートとラムダを活用し、コード定義を効率化する
・これから開発部門に配属される新入社員・中途入社・別部門から異動の方
・プログラミング初心者の方に難易度の高い、オブジェクト指向プログラミングを、標準の公開コースより時間をかけて着実に習得したい方
・事前・事後の予習・復習のための動画教材をつかって効果的に学習したい方
・研修受講後の理解度確認テストによって受講効果を確認したい方
□コンピュータに関する基本用語を理解している
□構造化プログラミングの考え方を理解している
-
- 実行環境
- Visual Studio 2019
Microsoft .NET Frameowrk 4.7.2
-
- 受講料
-
330,000円(税込)/人
-
- お支払い
- 研修終了後に請求書払いとなります。
請求書は研修終了日の属する月の月末までに送付いたします。
-
- 開催日数
- 5日間
-
- 時間
- 9時30分~17時30分
(前半 2日間) C#によるデータ構造とアルゴリズム
1. Visual Studio と.NET Frameworkの概要
- アプリケーション概要
- Microsoft Visual Studio
- .NET Framework
2. 基本文法
- C#のプログラム構造
- C#の定義済みの型の使用
- 式の記述
- 条件ステートメントの作成
- 繰り返しステートメントの作成
- 配列の作成
- デバッグと例外処理
3. オブジェクト指向入門
- オブジェクト指向とは
- new 演算子
- メソッド
- プロパティ
4. Windows アプリケーション
- Windows フォーム
- コントロール
- イベント ハンドラー
(後半 3日間) C#によるオブジェクト指向プログラミング
1. オブジェクト指向概要
- オブジェクト指向とは
- オブジェクト指向の利点
- オブジェクト指向の重要概念
2. クラスとインスタンス
- クラスの定義
- インスタンスの生成
- インスタンスの利用
- 静的メンバ
-【参考】列挙型と構造体
3. カプセル化
- カプセル化の利点
- フィールドのカプセル化
- メソッドのカプセル化
- クラスのカプセル化
- アクセス制御
-【参考】ジェネリック型
- 部分クラス
4. 継承とポリモーフィズム
- 継承の利点
- 継承時のコンストラクタの動作
- メソッドのオーバーライド
- System.Object クラス
- 抽象クラス
- インターフェイス
- ポリモーフィズムの利点
- オーバーライドによるポリモーフィズム
- 参照の代入とキャスト
5. クラスライブラリ
- クラスライブラリの利用
- 名前空間の定義
- クラスライブラリの作成
6. デリゲートとラムダ
- ローカル変数の型推論
- オブジェクト初期化子
- 匿名型
- 自動実装プロパティ
-【参考】タプル型
-【参考】デリゲート
-【参考】カスタムイベント
-【参考】匿名メソッドとラムダ式