PostgreSQL は、バージョンを重ねるたびに機能の追加や性能の改善が行われ、ミッションクリティカルなシステムや大規模なシステムへの導入も進んでいます。
しかし、1 台のサーバで構成されるシングル構成には限界があります。
それに対して HA (High Availability; 高可用性) クラスタ構成では、複数台のサーバを連携して 1 つのシステムとして動作させることにより、シングル構成には困難な高可用性を実現できます。
本トレーニングは、Pacemaker、DRBD による PostgreSQL の HA クラスタ構成について実習を中心に学習いただける 1 日間のコースです。
本トレーニングでは、ソフトウェアの安定性と実績を重視し、HA クラスタソフトウェアには Pacemaker と Corosync の組み合わせ、ノード間のデータ引き継ぎには DRBD によるファイルシステムのレプリケーションを採用しています。
本トレーニングは以下のような方にお勧めです。
・PostgreSQL を運用しており、可用性に不安をもっている方
・PostgreSQL の HA クラスタを構築しようとしたが、導入や運用が難解だったため断念してしまった方
・PostgreSQL の HA クラスタの構築をひととおり経験してみたい方
なお本コースは、主催会社のお席を確保した後に受付確定となります。お申し込みをいただいても、満席等の理由によりご受講いただけない場合がございますので、予めご了承ください。