[オンライン開催]OpenStack® ファンダメンタルズ<含認定試験>

◆オンライン研修環境

お申込み前に、必ず下記ページをご確認いただきますようお願いいたします。

・オンライン環境条件


◆事前環境確認

本コースはハンズオン演習が含まれるため、以下を参考に演習環境への接続確認をお願いします。

・演習環境への接続確認


◆コース説明

このコースは、OpenStack®を使ったクラウド・サービスを設定し、管理し、操作する管理者とユーザーに必要な技術を学んでいただきます。

アーキテクチャの概念から学んでいきますので、さまざまなOpenStack®の機能の理解を深めることができます。

演習では、一人一台の実習環境を使いながら OpenStack®の各機能の使用方法を学ぶことができます。


【認定証のPDF提供】

認定試験合格後に発行される認定証はPDFでのご提供となります。

認定証は試験機関のWebサイトよりダウンロードできます。


【コースの特徴】

・日本語のテキストを使用します。

・一人3台の実習環境を使用します。

・Open Stack®のアーキテクチャから機能まで理解できます。

・最初の試験に不合格でも合格するまで無料で再受験ができます。


【お客様の声】

・基礎コースということでしたが、予想以上に色々な観点から教えてもらうことができ、かつ演習も盛り沢山で非常に満足しました。

・とても分かりやすい解説と適切なサポートをいただけました。ありがとうございました。

・講師の方のスキルが高く、体系的な理解に役立った。

・運用を行う上で必要な基礎知識を得ることができた。

 


お申し込みにあたっての注意事項とお願い(お申し込み前に必ずご一読ください) 詳細を見る


1. お申込受付について
本コースは、主催会社のお席を確保した後に受付確定となります。
お申し込みをいただいても、満席等の理由によりご受講いただけない場合がございますので、予めご了承ください。

2. 主催会社への受講者情報提供について
本コースにお申し込みいただいた受講者様の氏名・メールアドレスは、
主催会社である 日本ヒューレット・パッカード合同会社 へ提供させていただきます。

研修概要

  • 研修の目的
    このコースを受講すると以下のことができるようになります。
    ・OpenStack®の主要な特徴の理解
    ・OpenStack®のアーキテクチャを説明
    ・OpenStack®環境の構成
    ・OpenStack®環境を使用したIaaS環境の管理
  • 研修の内容
    1. コース概要、 OpenStack®の紹介

    コースの内容と目的
    OpenStack®の概要
    a. OpenStack®の利点
    b. OpenStack®の機能
    c. OpenStack®の歴史と今後の計画

    HPEとOpenStack®の関係
    OpenStack®アーキテクチャー
    OpenStack®サービスAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス)
    OpenStack®のインストールと構成

    2. OpenStack®管理ツール

    OpenStack®管理ツールの概要
    a. RESTクライアント
    b. cURL
    c. OpenStack® CLIクライアント
    d. OpenStack®ダッシュボード(Horizon)

    演習
    a. RESTクライアントを使用する
    b. cURLを使用する
    c. OpenStack® CLIクライアントを使用する
    d. OpenStack®ダッシュボード(Horizon)を使用する
    e. データベースに保存されているOpenStack®情報の確認

    3. OpenStack® identity service(Keystone)

    Keystoneの概要
    a. アイデンティティの管理
    b. サービスの管理
    c. 認証/権限付与のプロセス
    d. 各種用語の説明

    Keystoneのアーキテクチャ
    a. 内部コンポーネント
    b. バックエンド
    c. 構成ファイル
    d. API v2とv3の違い

    Keystoneの管理
    a. ユーザー、テナント、ロールの管理
    b. CLIを使った管理
    c. Horizonダッシュボードを使った管理

    Keystoneのトラブルシューティング
    演習
    a. CLIを使ったKeystoneの設定
    b. ダッシュボードを使ったKeystoneの設定
    c. サービス・カタログとAPIアクセスの確認

    4. OpenStack® compute service(Nova)

    Novaの概要
    a. Novaの機能
    b. Novaの用語

    Novaのアーキテクチャ
    a. 内部コンポーネント
    b. サポート対象のハイパーバイザー
    c. 構成ファイル
    d.インスタンス作成までの内部

    OpenStack®環境の分離
    a. リージョン
    b. アベイラビリティゾーン
    c. ホストアグリゲート

    Novaの管理
    a.インスタンスの作成
    b. セキュリティグループ
    c. キーペア
    d. 固有のデータの確認
    e. インスタンスの管理

    Nova Scheduler
    a. スケジューリングとは
    b. Nova Schedulerの機能

    Novaのトラブルシューティング
    演習
    a. Novaの設定
    b. Novaを使用したインスタンスの作成と管理

    5. OpenStack® image Service(Glance)

    Glanceの概要
    a. Glanceの機能
    b. Glanceで使用例

    Glanceのアーキテクチャ
    a. 内部コンポーネント
    b. バックエンド
    c. フォーマット
    d. 構成ファイル

    Glanceイメージ
    a. 事前に構築されたイメージ
    b. カスタムイメージの作成方法
    c. イメージの要件
    d. Cloud-init

    Glanceの管理
    a. イメージの管理
    b. Glanceによるイメージの作成と設定
    c. CLIを使用したGlanceの操作
    d. ダッシュボードを使用したGlanceの操作

    Glanceのトラブルシューティング
    演習
    a. CLIを使ったイメージの管理
    b. ダッシュボードを使ったイメージの管理

    6. OpenStack® networking service(Neutron)

    Neutronの概要
    a. Nova-networkとNeutronの違い
    b. Neutronの機能
    c. フローティングIP
    d. その他用語

    Neutronアーキテクチャと使用例
    a. Neutronのコンポーネント
    b. 構成例
    c. VLAN
    d. オーバーレイネットワーク
    e. GRE
    f. VXLAN
    g. Network namespace
    h. Open vSwitch
    i. 構成ファイル

    Neutronの管理
    a. ネットワークの作成
    b. サブネットの作成
    c. ポートの作成
    d. 各種ネットワークとインスタンスの関係

    Neutronのトラブルシューティング
    演習
    a. Neutron設定の確認
    b. Neutronネットワークの作成
    c. インスタンスのネットワーク設定の確認

    7. OpenStack® storage service(Cinder)

    Cinderの概要
    a. エフェメラルストレージと永続的ストレージの違い
    b. Cinderの機能
    c. Cinderとその他ストレージ機能との違い
    d. その他用語

    Cinderのアーキテクチャ
    a. Cinderのコンポーネント
    b. Cinderのサービス
    c. 構成ファイル
    d. バックエンド構成

    Cinderの管理
    a. ボリューム作成
    b. ボリュームのアタッチ
    c. ボリュームの削除
    d. ボリュームからのブートボリュームの作成
    e. スナップショット

    Cinderのトラブルシューティング
    演習
    a. Cinderによるボリューム管理
    b. CLIでのボリュームの作成と追加

    8. OpenStack® object storage(Swift)

    Swiftの概要
    a. オブジェクトストレージとは
    b. Swiftの機能
    c. アカウント、コンテナ、オブジェクト
    d. その他の用語

    Swiftのアーキテクチャ
    a. Swiftのコンポーネント
    b. リング
    c. コンシステンシープロセス

    Swiftの管理
    a. コンテナの作成と管理
    b. オブジェクトの作成と管理

    Swiftのトラブルシューティング
    演習
    a. Swift設定の確認
    b. アカウントとセキュリティの管理
    c. コンテナ、オブジェクトの作成と管理(CRUDオペレーション)

    9. OpenStack® telemetry and orchestration services(Ceilometer、Gnocchi、Heat)

    Ceilometerの概要
    a. Ceilometerの機能
    b. ユースケース
    c. その他の用語

    Ceilometerのアーキテクチャ
    a. Ceilometerのコンポーネント
    b. 構成ファイル
    c. データの保存
    d. アラーム

    Ceilometerの管理
    Ceilometerのトラブルシューティング
    Gnocchiのアーキテクチャ
    a. Gnocchiのコンポーネント
    b. 構成ファイル
    c. アラーム

    Heatのアーキテクチャ
    a. Heatのコンポーネント
    b. Heat テンプレート

    Heatの管理
    a. テンプレートの作成
    b. スタックの作成
    c. スタックの確認

    Heatトラブルシューティング
    演習
    a. CeilometeとGnocchiの構成
    b. 測定データの収集
    c. アラーム
    a. Heatサービスの開始と設定
    b. テンプレートの作成
    c. スタック作成と確認

    10. その他のOpenStack®サービス

    Barbican (鍵管理)
    Ironic (ベアメタルプロビジョニング)
    Zaqar (マルチテナントクラウドメッセージング)

    ※内容は変更となる場合がございます
  • 対象者
    ・OpenStack®環境を計画、管理するシステム管理者、エンジニア、コンサルタント
  • 前提条件
    ・『オンライン研修環境』に記載のツール、機材のご用意が可能な方
    ・演習を行う上で、Linuxの基礎知識が必要です。またクラウドの概要を理解している必要があります。
  • 開催日数
    3日間
  • 受講料
    264,000円
    (税込)
  • お支払い
    研修終了後に請求書払いとなります。
    請求書は研修終了日の属する月の月末までに郵送させていただきます。
  • 時間
    10時00分~18時00分

開催日程

  • 終了
    中止
    2024年5月13日~2024年5月15日(3日間)
    【会場】 オンライン
  • 申し込む
    2024年7月1日~2024年7月3日(3日間)
    【受付】2024年6月14日まで
    【会場】 オンライン
  • 申し込む
    2024年9月9日~2024年9月11日(3日間)
    【受付】2024年8月23日まで
    【会場】 オンライン

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