申込み受付中

🔸オンライン開催はこちら

Linux OSセキュリティ
~Linuxシステムへの攻撃手法と、その防御方法について~

Linuxシステムへの攻撃手法と、その防御方法を通じて、Linuxシステムをセキュアに管理・保守するために必要な知識を習得するコースです。


Linuxのインターネット関連サーバは、導入コストが低く安定稼動実績があり、多くの企業で採用されています。

そのサーバが悪意のある攻撃者によって攻撃され、情報漏洩やサービス停止などの自体に陥ってしまうと、自社の業務が滞るだけでなく、クライアントからの信頼を失うことにもなりかねません。


サービスを提供できるだけでなく、セキュアで可用性の高いシステムを構築するために必要な上級コースです。テキストはCTCTオリジナルのものを使用します。


※講義および演習の進捗状況によって、コース終了時間が前後する可能性があります。


お申し込みにあたっての注意事項とお願い(お申し込み前に必ずご一読ください) 詳細を見る


1. お申込受付について
本コースは、主催会社のお席を確保した後に受付確定となります。
お申し込みをいただいても、満席等の理由によりご受講いただけない場合がございますので、予めご了承ください。

2. テキストについて
集合研修(会場で受講)参加の方は、紙媒体でお渡しします。

研修概要

  • 研修の目的
    ・Linuxシステムへの一般的な攻撃プロセスを理解する
    ・各フェーズの攻撃手法とその防御方法を理解する
    ・各攻撃からLinuxをセキュアに守るための設定を行うことができる
  • 研修の内容
    ●事前調査
    ・ソーシャルエンジニアリング
    ・Googleハッキング
    ・Web探索
    ・Whoisデータベース
    ・DNSサーバへの問い合わせ
    ● スキャニング
    ・ネットワークセキュリティモニタリングツールのセットアップ
    (Snort(NIDS)/Bro(NIDS)/Netsniff-ng/Snorby/Squert/ELSAなど)
    ・ネットワークマッピング(ping/tracerouteなど)
    ・ポートスキャン(Nmap)
    ・脆弱性検知(Nessus/Nmap Scripting Engine)
    ・ユーザ列挙攻撃
    ・防御と対策
    ● アプリケーションやOSの脆弱性を利用しての不正アクセス手法
    ・Exploit
    ・バッファオーバフロー
     - スタックバッファオーバフロー
     - ヒープバッファオーバフロー
    ・パスワード攻撃
    ・防御と対策
    ● ネットワーク経由での不正アクセス手法
    ・スニッフィング
    ・セッションハイジャック
    ・netcat
    ・防御と対策
    ●DoS攻撃
    ・ローカルからのサービスの停止
    ・ローカルからのリソースの不正利用
    ・リモートからのサービスの停止
    ・リモートからのリソースの不正利用(SYN Flood/Smurf/DDoS)
    ・防御と対策
    ● 不正アクセスの維持
    ・トロイの木馬
    ・バックドア
    ・Rootkit
     - ユーザモードのrootkit
     - カーネルモードのrootkit
    ・防御と対策(Tripwire(HIDS)/rootkit検知ツール)
    ● 不正侵入の痕跡の消去
    ・ログの改ざん
    ・防御と対策
  • 対象者
    ・Linuxシステムをセキュア運用・管理する方法を学びたい方
  • 前提条件
    ・「Linuxシステム管理」・「Linuxネットワーク管理」を受講された方、または同等の知識をお持ちの方
    ・TCP/IPの基本的な知識をお持ちの方
  • 実行環境
    ・Kali Linux
    ・CentOS
    ・Debian
  • 配布資料
    テキストは紙媒体を配布いたします。
  • 開催日数
    3日間
  • 受講料
    138,600円
    (税込)
  • お支払い
    研修終了後に請求書払いとなります。
    請求書は研修終了日の属する月の月末までに郵送させていただきます。
  • 持ち物
    特にございません
  • 時間
    9時30分~18時00分

開催日程

基盤構築・運用研修に関する研修一覧